節税をするためのちょっとしたアイデア    

アメリカ確定申告 

1)     寄付をする   年末の大そうじをするなら、早い目に。いらないもの   は捨ててしまわずに、グッドウィルやサルベーション   アーミーに寄付しましょう。領収書をもらうのを忘れ   ずに。そのほか投資株や年金拠出金(70歳以上の場   合)も寄付の対象になります。      

2)     クレジットカードで寄付する場合、たとえ支   払いが2012年になっても、手続きをしたのが2011年で   ある場合は、2011年の税金控除になります。      

3)     固定資産税は今のうちに支払ってしまいまし   ょう。2011年の控除になります。たとえ2011年の税金   でも、支払うのが2012年の場合は、2012年の控除にな   ります。      

4)     目減りしている投資株は売ってしまいましょ   う。キャピタルロスの控除は$3000ドルまで受けられ   ます。それ以上の損失は来年以降に持ち越しになりま   す。キャピタルゲインがある場合は、ぜひ考慮してく   ださい。短期キャピタルゲインの税率は35%です。   (長期ゲインは15%)長期キャピタルロスでも短期   キャピタルゲインは相殺できます。      

5)     もしビジネスをなさっていて、お客さんへ請   求書を送る場合は、来年に持ち越します。同時に、将   来必要だと見込まれる資産や消耗品類は今年中にそろ   えましょう。そのほか前倒しの対象となるのは、家   賃、保険代、リースの支払い、などです。キャッシュ   フローが追いついていない場合は、クレジットカード   で購入します。      

6)     医薬品のフレックスプランを持っている場合   は、使い切ってしまいましょう。ただし、今年から、   処方薬以外の店頭商品は対象外になりました。      

7)     個人事業の事業主様の場合、自分の子供に仕   事をしてもらい、お給料を払います。18歳以下の子供   の場合、親の税金の控除になります。そして、ペイロ   ールの税金は免除になります。子供も確定申告をしま   すが、それでも親の扶養家族であり、$5800ドル以下   の収入であれば、所得税もかかりません。子供がIR   Aの年金口座を開く場合、プラス$5000ドルの控除に   なります。      

8)     セクション179という全額減価償却の最高限   度額は $500,000 です。2011年に購入した固定資産   は、$500,000ドルまで全額償却可能です。$500,000   ドルを超える場合も、100%ボーナス償却が可能です。   セクション179とコンビで活用できます。      

9)     個人年金に投資しましょう。税金で資産が消   えるより、将来のために蓄えるほうが得策といえま   す。この場合、401(k)プランなどの雇用主がマッチ   ングしてくれる場合は、雇用主の部分は来年に持ち越   しても問題はありません。      

10)                やむなく離婚をする場合は、来年まで持ち越   しましょう。(これから予定のある場合です、、、)   (税金の面からのみの話です。離婚を決して促進はし   ていません、、)2011年はジョイントで申告できま   す。また、2012年には離婚をしても不利にならないよ   うな税金控除を政府が考案中です。       11)                結婚は2011年、年内に済ませましょう。ジョ   イント申告ができます。たとえ12月31日に結婚して   も、2011年の全部を通して、ジョイントの控除が受け   られます。     これと同じ意味では、年内に引越しをする、可能であ   れば出産する(こればかりは自分の力ではどうにもな   りませんが)などなど、、、今年の仕事は来年に持ち   越さないということですね!       良いお年をお迎えくださいませ!今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。